fx勝てない人は基本を守らない。初心者は絶対に基本に忠実に。
こんにちは、フィッシャーです。
前回の続きで、今回はロスカットと、基本的な心構えについて説明します。(タイトルはちょっと変わってますが)
まず、大損しないように知っておく必要があるのがロスカットです。
・ロスカットについて
まず、証拠金には証拠金維持率というものがあり、取引金額から含み損益を加味した証拠金の残高の割合を意味します。
10万円の取引金額で現在のレートから1万円の損失が出る状態であれば、証拠金維持率は90%となります。
この証拠金維持率がfx会社が決めたライン(50%辺り)を下回るとマージンコールが通知されます。これにより証拠金維持率を上げるように促されます。
マージンコールが出た場合は、証拠金を追加して維持率を上げるか、一部に通貨を決済してしまい、維持率を上げる方法もあります。
上記の行為を行えば、取引をそのまま続行できます。
マージンコール出ても放置し、証拠金維持率が更に下がり続け、一定の基準(ロスカットレベル:会社により変わる)を下回ると、強制的に決済されます。
これをロスカットといいます。
例を出すと、証拠金維持率50%でマージンコール、20%でロスカット基準の場合、
10万円の取引金額で5万円の損失が出る場合には証拠金が10万ー5万=5万円となり、維持率が50%となり、マージンコールが発生します。
ここで、そのまま放置して8万円の損失が出るような為替レートに変動した場合には、10万ー8万=2万円となり、維持率が20%となり、ロスカット基準に達してしまったので、ここでロスカットが発動し、強制決済となります。
よって、証拠金は10万円投入して2万円だけ残ったので8万円の損失になります。
こう聞くと、ロスカットは損失が出るので悪いものだと思うかもしれませんが、そうではなくて、これがないとレバレッジを大きくかけた時に自己資金がマイナスになってしまいます。
例えば、証拠金10万円でレバレッジ10倍にしたとき、1ドル=100円の時に10万円で100万円分の取引、つまり1万ドル取引できます。この状態で1万ドル買い、その後予想が外れて1ドル=80円になると、1万×80=80万円となり、80万ー100万=-20万円となり、証拠金10万円よりも損失額の方が大きくなり、負債となってしまします。
こういった事態を防ぐために、あらかじめロスカットの基準を決めておき、それ以下の維持率になった場合は即強制決済し、証拠金以上の損失を出さないようになっています。
要するに、口座に入金した金額以上の損失は基本的には出ないということです。
しかし!
気をつけることがあって、かなり急激に相場が変動した場合は、証拠金以上の損失が出ることもあります。市場がパニックになってしまってロスカットが発動されないのです。
なので、リーマンショック等の世界で大きな金融危機とかの事件が起きると、市場が機能しなくなり、大損する恐れがあるので、
無理な取引だけは絶対にしてはいけません。
自分の身の丈以上の取引をすると、たいてい負けますから。これは完全に敗者の考え方ですので、マネしないように。
勝つ人はいかに大きなリスクを負わずに取引するかを考えています。多少の損失は別にそこまで意識しなくてもいいんです。
なので、初心者はまずレバレッジは低くして取引することをオススメします。ちょっと大きな変動があると、絶対安定した精神でいられませんので。焦りは判断を誤らせることは覚えておいて下さい。それに、初心者は全然fxをやる上での精神が育っていないので、慣れてくるまでは大きな取引はしないように。
とはいえ、レバレッジをかけないと、fxは稼ぐのは難しいです。レバレッジ1倍では稼げる額が元手が相当大金でないと少ないので。
そこで、初心者にオススメの方法は、
1.慣れるまでは低レバレッジ・少額で回数多く取引する
2.取引することに慣れたら、今度は勝ち方を自分で分かるようになるまで1.と同じ要領でトレードする。
3.勝ち方を覚えた時に高レバレッジで一気に稼ぐ(チャンスがきたら)
です。これを基本スタイルとして下さい。絶対に
簡単に言うと、最初は慣れるまで・勝ち方を覚えるまで少額・低レバレッジで取引回数を多くして何回もトレードする。
勝ち方を覚えたら、チャンスが巡ってきたら、高レバレッジで一気に稼ぐ。
これを行えるようになると、徐々にfxで利益が出せるようになります。
勝ち方を覚えなければとても怖くて高レバレッジなどできません。しかしそれでは稼ぐことはできないので、
何回も経験を積んで勝ち方を覚える
ことが大切です。というか一番の必勝法でしょうね。やっぱり経験するしかありません。本で知識を得ることも大事。しかし、それを実践するのは自分なので、やはり取引に慣れて経験を積むのが一番利益につながります。
手間を惜しんでちょっと慣れたからといって高レバレッジで取引してしますと、世の中のfxで負けている人達と同じになってしまいます。
ということで、ロスカットのお話を最初にしましたが、レバレッジ1倍とか2倍とかなら強制ロスカットはまず起こらないので、fx初心者は元金が無くなって借金とか絶対ありえないので大丈夫です。(上記の方法を実践すればの話ですが)
無茶すると絶対損失が大きくなるので、必ず上記の方法で経験を積んで下さい。
fxやってお金無くなって退場が一番OUTですから。
勝ち方を覚えるといっても最初は大変なので、まずは
fxで負けない取引の仕方
を実際に取引しつつ、模索していって下さい。
本で得た知識でも実践してみないことにはどうなるか分からないので。
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fxとは?知らない人にも初心者にも大事な基礎を徹底して発信!
こんにちは、フィッシャーです。
今日は今までと違ってfxの最も基礎的なことを書いていきます。
まず、fxとは、「Foreign Exchange」の略です。これは外国為替を意味します。
ですが、fxというと一般的には2国の間で通貨を売り買いし、その差額や金利差を利用して稼ぐ取引のことです。
なので、fxにおいては、株のように投資するというよりも2国間の通貨で取引するので「トレード」になります。
例を出すと、1ドル=100円の時に10万円で1000ドル買って、1ドル=120円の時に1000ドル売れば12万円となり、10万円払って12万円返ってくるので2万円の利益になります。
こうやって2つの国の間で通貨を取引して為替に変動を利用して稼いでいくのです。
fxの特徴として、
・数千円等の少額からスタートできる
・レバレッジにより手持ちにお金の何倍もの取引が可能
・24時間いつでも売買が可能
が、主に挙げられます。
・数千円等の少額からスタートできる
fx会社にもよりますが、数万が最低資金の所もあれば、1000円で取引可能な所もあるので、少額で取引したい時は、fx会社の要件をよく確認して下さい。
しかし、確実に1000円のような少額でも取引がスタートできるfx会社や証券会社は存在します。
fxには証拠金というものがありますが、これは基本的にこの証拠金を担保として取引すると考えて下さい。
証拠金10万円入金したのならその証拠金額を元に取引を行います。
・レバレッジにより手持ちにお金の何倍もの取引が可能
また、レバレッジ(てこの原理)というのはちっちゃな力(少額の証拠金)を使って大きな力(多額の取引)を発生させるものです。
うまくいけば、(多額の取引)で大きな利益を生み出せますが、失敗すると、(多額の取引)で大きな損失が生じます。
10万円の証拠金でレバレッジ10倍にしたとき、100万円分の取引が可能になります。1ドル=100円の時に1万ドル買い、1ドル=120円の時にそのまま1万ドル売却すとると、120万円返ってくるので120万ー100万=20万円の利益となります。
逆に、1ドル=100円の時に1万ドル買い、1ドル=90円の時にそのまま1万ドル売却してしまうと90万ー100万=ー10万円となり、10万円の損失が出ます。
なので、レバレッジを大きくかければかけるほどたくさん利益を出せる代わりに、損失もたくさん出ます。
なので、レバレッジを大きくかけるのはfxに大分慣れた頃に挑戦するといいでしょう。
さらに、fxにはスワップポイントというのがあります。
低金利の通貨で高金利の通貨を買うと、金利差が生じるため、その差額分を受け取ることができます。この差額分をスワップポイントといい、一度買った通貨は売るまで毎日スワップポイントがつくので、お金を預けているだけでも稼ぐことができます。
逆に、高金利の通貨で低金利の通貨を買うと生じた金利差の差額分支払うことになるので注意して下さい。
fxにおいて為替変動を掴むには指標発表などをチェックする必要があります。
為替レートやスワップポイントは様々な理由で変動しており、経済や政治面で安定している国の通貨は為替レートもスワップポイントも安定しますが、もちろんその逆も言えます。また、安定していても、突然の政治不安や景気の情勢の影響を受ける時もあるので注意するに越したことはありません。
為替レートは経済指標が発表されると大きく変動します。なので、前後を狙うと、短期で効率よく稼ぐことができます。
基本的に大統領発言など要人発言等の大きな政治不安定になりやすい出来事があると為替レートが大きく動くので、世界中の動向に目を向けなければなりません。特に、アメリカの動向には要注意です。
少し話変わって、fx会社はどこで儲けているかというと、スプレッドというものが、実質的な投資家が払う手数料のようなものになっております。
スプレッドとは、外貨を売買した時に生まれる買値と売値の差額のことを言います。
例えば、「ドル/円100・400ー100・450」と表示されていたら、これは「今、1ドル売ると100円40銭、買うと100円45銭します」という意味です。この差額がスプレッドとなり、実質的な手数料となります。
ちなみにこのスプレッドは会社によって小さかったり大きかったりするので、短期に何回も取引をする場合にはスプレッドの狭い会社を選ぶのが良いとされます。
・24時間いつでも売買が可能
そして、fxは24時間取引可能です。これはまず、fxがの取引が行われる外国為替市場は、日本時間の早朝にウェリントン市場(ニュージーランド)が開いてから翌朝のニューヨーク市場が閉まるまで、
24時間世界のどこかの市場が開いています。その日のうちの日中にあたる国が主役であり、その国の取引が活発になるので自分の取引通貨がいつ動きやすいか時間帯をチャックする必要があります。
朝昼忙しい人でも、24時間あればどこかで取引はできるので会社員でもフリーターでも主婦でも自分の生活スタイルにあった投資スタイルでfxを行えます。
これが人気の理由のうちの一つになります。
ちなみに自動売買のためのプログラム(EA)というものがあり、エキスパートアドバイザーの略で、個人が判断して売買する代わりにfxに非常に詳しい人達が作ったプログラムを導入することで日中自動で売買してもらうものです。
fxで勝てない人にはおすすめです。個人でやって勝てないならプロの戦略を借りるまでです。損切りも自動で行われるので、中々損切りできなくて損をするタイプの人にもおすすめできます。
ただ、こういったものを運用するのにも、やはりfxの基本的な知識がないとeaのプログラムのみ頼りでは厳しい局面になるときもあるので、損切りの設定などは自分で行えるものもあるので、ある程度fxの知識をつけて、プログラムをうまく運用することが重要となってきます。
何をするにも、fxをあまり知らない状態・あいまいな状態ならここで一度きっちり頭に入れておくことをオススメします。当然基本を知らないと応用も効きませんので。
今日はここまでにしますが、次はロスカットや外国為替市場から少し実践的な話もしていきたいと思います。
最後に、fx-onというサイトでは非常に多くの電子書籍があります。
投資専門サイトなので、アマゾン等にも出回っていないものが多く、独自の情報を得られるので、ここで電子書籍を読んでみるのもいいかもしれません。